SPDの大前提?消化払い

かなりマニアックな仕事の病院SPD。多くの病院では以前のブログで書いた通り、病院独自ではなく外部業者に任せているようです。その外部業者もいろいろありまして、もちろんSPDを専門に行っている会社もあれば、商社系、システムベンダー系、医療関連ビジネス系、病院の関連会社などなど様々な分野参入しています。

そのSPDですが、主流の取引形態は「消化払い」です。

私、消化払いを初めて聞いたとき何んのコトだかさっぱりわかりませんでした。

というコトはさておき、一般的には

「富山の薬売り」

と思ってもらえればイイでしょう。
(もう若い方には通じないのかしら?)

「消化」の言葉どおり「使った分」だけお金を支払いましょう、ってことなんです。病院からすると、最初に物品を病棟に配置するときは、SPD業者にお金を払わずに置いてもらい、その病棟で使用した時点(箱の封を切った時点)で支払いましょうって感じです。この消化払いは病院にとってどんな良い点があるのでしょう。

最も顕著なのは、初期投資の必要が無くなることです。
通常の購入方式ですと先ず物品をいつかくる使われるときのために準備して(購入して)、そのあと使われます。この準備から使用までの期間が短ければそれほどでもないですがそこは病院、患者さんがいつどんな状態になるかは予測できません。ですからサイズのバリエーションもそれぞれ用意しておかなければならなかったり、万が一不良品があったらと予備を準備しておいたりするなど在庫負担は増えて行きます。その上で、準備してもなかなか使用されなかったりすると、その在庫負担は病院にのしかかることになります。

その点、消化払い方式にすると、使ってから支払いが発生しますから、余計な在庫金額負担を減らすことができるということになります。

この消化払い方式は昔(とはいっても、SPDの歴史もせいぜい20年位なのかな)から取られてますが、此処のところは特に大流行している感があります。公立病院などの入札仕様書などをみても、ほとんどがこの「消化払い方式を行えること」なんて言葉が入ってますからねえ。

この消化払い方式ですが、業者側にとってはどうなのか。そのあたりはまたそのうちに。

では。

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